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ダンテの秘教思想(三)
第三章 フリーメイソンおよびヘルメス学との関連
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2009/06/09 06:15 |
夜の調べ ― ゴッホ
小林秀雄はその『近代絵画』のゴッホの章で、ドイツの哲学者ヤスパースが1912年にケルンで開催された展覧会(内容は不詳ですが)でみたゴッホの絵について述べた文章をひいています。
「ゴッホの驚くべき傑作とともに陳列された全ヨーロッパの千篇一律な表現派の作品を見ながら、狂人たらんことを欲して余りに健全なこれらの多数者の中で、ゴッホだけが唯一人の高邁な、自分の意志に反しての狂人であるという感を抱いた。」
ここで「表現派」と言われた絵画がどんなものだったか――おそらく20世紀初頭の表現主義絵画でしょう...
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2009/04/25 19:32 |
雪の調べ ― 藤原俊成
ひと月ほど前になりますか、しばらく暖かい日が続いていたのが、急に寒が戻ってきて雪がちらついた日がありました。それまで暖かい代わりに曇り空が多く、久しぶりに澄み切った冬晴れだったので、自転車で近所に散策にでかけました。外に出てみると、空は晴れているのに細かい雪が舞っているのに気付きました。比良山の方を見ると、山の上が雪雲らしいものに覆われて白く霞んでいます。青空の下に舞う雪は、まるで風に散る桜の花のようでした。
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2009/03/01 11:04 |
重さの調べ ― リルケ
ボクの好きなドイツの詩人リルケに、『形象詩集Das Buch der Bilder』という詩集があります。「あこがれ」や「少女」をうたったロマン的な<青春詩人>(それでも後年の個性はみてとれますが)から、生と死、そして「ものDing」を凝視する「実存詩人」へと変貌を遂げる過渡期の作品を集めたもので、まだ後期の哲学的な(?)難解さはそれほどなく、わりと読みやすい詩集でしょう。この『形象詩集』におさめられた「秋Herbst」という詩が、ボクが初めて知ったリルケの詩でした。
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2009/02/24 19:33 |
孤独の調べ ― フリードリヒ
ドイツの画家でフリードリヒCaspar David Friedrichという人がいます。ドイツ・ロマン派の最盛期となる18世紀末から19世紀前半に活躍し、同世代の画家には、同じく風景画で有名なイギリスのターナーやコンスタブルがいます。日本で言えば文化・文政時代で、ちょうど葛飾北斎と生涯が重なります。そのフリードリヒの絵の中に『朝日のあたる村の風景Dorflandschaft bei Morgenbeleuchtung』、別名『孤独な木Der einsame Baum』というタイトルの絵があります...
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2009/02/07 15:00 |
海の調べ ― 牧水・達治
白鳥はかなしからずや空の青海のあをにも染まずただよふ
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2009/01/27 22:32 |
ダンテの秘教思想(二)
第二章 フェーデ・サンタ
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2009/01/24 13:25 |
至福の調べ ― リルケ
別項(「孤独の調べ」)で触れたように、死の前年、1925年の10月にリルケは遺書を認め、小さな一編の詩を墓碑銘として指定しました。悲願の『ドゥイノ悲歌』と、その副産物である『オルフォイスのソネット』という、2大傑作をものした1922年の後半から、リルケは体調不良を訴えるようになります。そして、翌年から冬になると決まって、スイスの住まいの近くのヴァル・モン療養所に入院するようになっていました。
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2009/01/23 23:04 |
別れの調べ ― ミニョン
ゲーテの有名な詩に、一連の「ミニョンの歌Lieder Mignons」があります。これは、ドイツロマン主義のバイブルと言えるゲーテの小説『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』の登場人物ミニョンが作中で歌っているものです。ミニョンの歌は全部で4つあり、日本で「君よ知るや南の国」としてよく知られている一番目の歌を始め、いずれも多くの作曲家が歌曲にしています。
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2009/01/20 22:37 |
和歌の調べ ― あとなきかたに
別項「にほのうみや」で、琵琶湖を詠んだ和歌を勅撰集から集めてみましたが、ここでは別の側面から光をあててみたいと思います。
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2009/01/18 20:54 |
和歌の調べ ― にほのうみや
地元ネタということで、琵琶湖を詠んだ和歌を紹介したいと思います。琵琶湖は万葉集以来、和歌の題材として取り上げられています。「鳰の海(にほのうみ)」とは琵琶湖の古名で、院政期以降(11世紀末〜)に多く用いられるようになります。「鳰(にほ)」とは水鳥のカイツブリのことで、今でも琵琶湖には多く生息しているようです。ここでは勅撰和歌集に採られた歌の中から、まず春の歌から掲げてみます。
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2009/01/18 13:25 |
孤独の調べ ― 光厳院
別項で、ランプと向かい合った孤独の姿を描いたバシュラールやリルケの文章を取り上げましたが、日本にもこれらと比肩する作品があるので紹介します。これは「ともしび(燈)」を詠った光厳院という人の和歌です。
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2009/01/15 21:04 |
ダンテの秘教思想(一)
第一章 見かけの意味と隠された意味
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2009/01/14 22:07 |
別れの調べ ― ニーチェ
人間は、離れ難い盟友または同志となったと思っても、信ずるところや求めるものの違いによって、訣別せざるを得ないことがあります。ヴェルレーヌとランボー、ユングとフロイト、フッサールとハイデガー、レーニンとトロツキー、あるいはいま話題のカストロとゲバラ、等々… 19世紀ドイツの音楽と哲学をそれぞれ代表する二人の巨人、ワーグナーとニーチェの場合もそうした例の劇的なものの一つです。
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2009/01/14 20:07 |
孤独の調べ ― リルケ
バシュラールの『蝋燭の炎』(別項参照)では、文学作品から多くの引用をしながら、蝋燭をめぐる夢想について語られていますが、ドイツの詩人リルケにはほとんど言及されていません。しかし、次のような詩をみると、どうしてバシュラールが目をつけなかったのか不思議に思えます。
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2009/01/12 18:18 |
海の調べ ― ル・クレジオ
昨年(2008年)末、フランスの作家ル・クレジオがノーベル文学賞を受賞したというニュースを聞いて、とても懐かしく感じました。というのも、大学で第二外国語としてフランス語を習い覚え、構内の書籍売り場に並んでいる初級購読用の読本をあさっていた時に見つけたのが、ル・クレジオのCelui qui n’avait jamais vu la
mer(海を見たことがなかった少年)だったのです。辞書の助けを借りつつ読み始めて、ボクはすっかりその小さな物語のとりこになりました。そして、拙い読解力をものともせず...
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2009/01/12 16:59 |
孤独の調べ ― バシュラール
フランスの思想家バシュラールBachelardに、『蝋燭の炎La flamme d'une chandelle』と題された愛すべき作品があります。そのなかに「蝋燭の夢想家の孤独」という章があります:
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2009/01/12 15:52 |
雪の調べ ― 三好達治
昨夜降っていた雪がやんだと思っていたら、夕方に買い物にでかけたらまた雪が降り出していました。街灯の光の中に照らし出される雪の舞いを見ながら歩いていたら、ふと三好達治の「雪」という詩を思い出しました:
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2009/01/10 21:22 |
別れの調べ ― リルケ
当然ながら、歳を重ねるごとに、体験した別れの数は増えていきます。小さな別れ、大きな別れ、生き別れ、死に別れ…
ボクの好きなドイツの詩人でライナー・マリア・リルケReiner Maria Rilkeという人がいます。独特な感性で多くの詩や散文を書いています。別れについて書かれた詩で、お気に入りのものがあるので紹介しましょう。無題の短い詩です:
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2009/01/10 20:52 |